K8s 5分講座#04 オーケストレーション
嗚呼!やはりオーケストラは素晴らしい!至高の音楽だ!
いきなりどうしたんですか…ちょっとテンションに着いていけないんですケド。
と言うわけで今日は「オーケストレーション」について話す。
K8sの重要キーワード、コンテナとオーケストレーションの2つ目ですね!
コンテナ・オーケストレーション
先に結論を言おう。コンテナ・オーケストレーションとは、コンテナを自動的にデプロイして管理するプロセス全体を指す。
前の講義で運用チームがデプロイと管理をすると話していましたが、それを自動的に行うプロセスということですね。
具体例1つ目、アプリケーションやデータベースやメッセージングサービス、その他バックエンドサービスなど、他のコンテナとの依存関係を管理する。
各サービスとの依存関係を管理。メモメモ。
2つ目、ユーザ数が増えたりしてアプリケーションを拡張する必要が出てきた場合の拡張。逆に負荷が減った時の縮退。
いわゆるスケールイン/アウト、もしくはスケールアップ/ダウンですね。
他にもあるが、今日はここで止めておく。一気にやると頭に入らないからな。
まだまだ行けるぜー!ですが、続きは楽しみに取っておきますね。
オーケストレーションテクノロジー
オーケストレーションテクノロジーはKubernetesのほかにもいくつかある。
K8sは、現在最も広く使われているオーケストレーションツールで、大規模なクラスタを管理するための機能が豊富なんですよね!
そうだ。次に挙げるとしたらDocker Swarmだな。Dockerの公式オーケストレーションツールだ。
公式ですか、それならそっちを使っておけば良いんじゃないですか?
まぁ一理あるが惜しい点があるのだ。このDocker Swarmはシンプルで使いやすいのが特徴だ。しかし、シンプルゆえに痒い所に手が届く便利機能は無いのだ。
なるほど、K8sが人気なのは機能面で優位性があるからなんですね。
他には、ApacheのMESOSという選択肢もある。しかし、Docker Swarmとは逆で、こちらは多くの高度な機能がある反面、セットアップ・スタートアップが複雑で難しい。
ちょうど両者の間を取ったバランス型のオールラウンダーがK8sと言うわけですね。
- コンテナ・オーケストレーションとは、コンテナを自動的にデプロイして管理するプロセス全体のこと
- 具体的には、依存関係の管理、スケーリング(拡張・縮退)がある
- オーケストレーションテクノロジーの選択肢の中で、K8sはバランス型。
もんたよ、やはりベト5は至高だな!
略称じゃ読者さん分からないですよ…ベートーヴェン交響曲第5番「運命」ですね。ジャジャジャジャーン!ってやつ。
そんな下品な音ではない。あれは運命の扉をノックする音を表現していると言われているんだ。
え!ノック2回はトイレ、3回は会議室、4回は応接室だから、運命は応接室にあるんですね!
・・・・。