K8s 5分講座#06 ノードとクラスタ
今日からKubernetesアーキテクチャの説明に入っていく。今日は「ノードとクラスタ」を説明する。
ノードは前回ちょっとだけ出てきましたね。いよいよKubernetesっぽくなってきた!よろしくお願いします!
ノード
ノードとは、Kubernetesがインストールされている物理的または仮想的なマシンのことを指す。
前回は物理的なハードウェアというご説明でしたね。仮想マシンも含むんですか?
前回はイメージの付きやすさからそう説明させてもらった。実際は仮想マシンも含まれていて、例えばクラウドサービスではノードは仮想マシン(VM)として提供されることが多い。
AWSのEC2インスタンスをホストとして使えるということですね。
過去にはミニオンと呼ばれていたこともある。あまり聞くことは無いかもしれないが、もし出てきたらノードのことを指していると思ってOKだ。
クラスタ
続いてクラスターだが、これはグループ化されたノードの集合のことを指す。
前回の講義で出てきた、高可用性・負荷分散・スケーリングを提供する単位ですね!
・・・・・
あれ、違いましたっけ?
合っている。しかも簡潔にまとめていて素晴らしい。
やった!ちゃんと勉強してますからね。
うーむ。。本物のもんたか怪しくなってきたな…もう少しぼんやりさんだと思っていたが。ではもう1つ説明を追加するとしよう。
マスタノードとワーカーノード
冒頭で出てきたノードは、実は2種類ある。マスタノードと、ワーカーノードだ。
先ほど説明に出てきたのはどちらですか?
あれはワーカーノードで、K8sによってコンテナが起動される場所である。そしてマスタノードには別の役割がある。
もしかしてクラスタが関係してます…?
今日はカンも冴えているな!クラスタ全体の管理と制御、すなわちコンテナのデプロイやスケジューリング、状態監視などを行う。
Kubernetesがインストールされているワーカーノードとは別のノードでマスターとして設定されているんですね。
そしてマスタノードはまさに、コンテナのオーケストレーションを担当していると言うわけだ
- ワーカーノード
Kubernetesがインストールされている物理的または仮想的なマシン - クラスタ
高可用性・負荷分散・スケーリングを提供するグループ化されたノードの集合 - マスタノード
コンテナのデプロイやスケジューリング、状態監視等、クラスタ全体を管理する
新しい用語がちょっとずつ出てきましたね!やっぱり新しいことを知るのは楽しいなぁ
K8sアーキテクチャ編はしばらく続くから楽しみにしていてくれ!
良いですね!目指せITエキスパート!