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予算枠を使い切る習慣は見直そう

Monta

9月は多くの会社で今年度の上半期が終わるタイミングですね。
妻の会社は飲み会ラッシュで、夜帰ってこない日が多いです。
いわゆる交際費予算の使い切りというやつですね。

昔は嘘か誠か、年度末になると予算を使い切るために道路工事が増える…なんて
公共事業が批判されていることもありましたが、そういう声が上がったから?なのか
年間計画などが明示されるようになってきましたよね。

私の勤める会社で最近良く余るようになってきたのは教育費予算です。
期の始まりに、受けたい研修・資格試験など希望を挙げ、
部門や事業部単位で、割り当てられた予算内で受けさせてもらえます。

以前までは希望を挙げる人が多くて、上司の推薦とか、優先順位決めなど
なかなか大変だったんですが、今は逆に余るようになってきたんですよね。
でも使い切ろうとあまり希望していない研修を受けさせるというのはちょっと疑問を感じています。

予算は使い切らないと「前回余ったよね」ということで割り当てを減らされ、
次回以降苦労する…ということは理解はしていますが、使い道を先に決めてしまうということによって
教育の需要は減ってきたから、その分を事業投資に回そう!とかができず、機会損失してると思うんですよね。

今日は最近思ったこんなことをベースに、家計管理でも似たようなことがあるよ、という話をします。

  • 家計管理で予算を立てたことが無い方
  • 予算は立てるけど、あると使い切ろうと無駄遣いをしてしまう方
  • ちょうど良い予算との付き合い方を探している方

そんな方のお役に立てる記事になっていると思います。

予算管理のメリット・デメリットを理解しましょう

もんた
もんた
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予算管理のメリット

言い訳による使いすぎを防げる

家計管理をする中で、食費・日用品、教育費など予めどこにいくら使うのかを決めておくことによって
理由を後から付けたような使い方を防ぐことができます。

例えば「今日は頑張ったから夕飯奮発しちゃおうかな!」とかです。
そういう言い訳をしてしまう方は、毎日がご褒美だらけで、結局使いたいだけ使う状態になるのがオチです。
そんな時、食費の枠がキュキュっと財布の紐を閉めてくれます

甘すぎる~

もんた
もんた

自分の価値観に合った使い方ができる

モノ・サービスを買う現場ではなく、それより前に予算配分をしておくことで、
冷静に自分の価値観に合わせた使い方を計画できます。

人はモノ・サービスを得られる状況になると、脳の仕組み上、欲に負けやすいです。
例えば、カフェの前に季節の美味しいドリンクのポップが出ていたら…あぁ美味しそう!…とか。
スーパーのお菓子コーナーを通りかかったら2個で○○円!あぁお買い得!(?)…とか。

なので、コツは実際にモノ・サービスを買う現場に行くに予算立てをすることです。
そして買い物に行く前に、買うモノを決め、それに関係ないところには目もくれないことです。
(まぁスーパーも売るプロとして、レジ前にお菓子を置いておいたり、巧みなので難しいんですけどね)

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予算管理のデメリット(注意点と対策)

柔軟な使い分けが難しくなる

これはメリットであり、デメリットなんですが、
自分の価値観にあった予算配分とは言え、毎月同じ割合でキープというのはかなり難しいです。
○○税を納める月、隔月の水道費、何かのイベントでお金がかかる…など。

そういう時は、予算全体を見て、今月はここが少なく収まりそうだから、
これくらい別の予算にスライドしよう、と大枠がズレなければOK!という考え方も時には必要です。

これを実践するには、予実管理がきちんとできていることが前提になります。

予算枠を使い切ろうとしてしまう

冒頭で触れたコレです。

私は予算を決めて家計管理を始めた頃、この罠に陥りました。浪費枠が余るんです。
そして、月末にお菓子などババーっと買って、予算範囲内だしOK!とニコニコしていました。
良いっちゃ良いのですが、もっと満足度の高い使い方を模索しましょう。

浪費枠だから浪費に使う、としてしまうのは勿体ない時もあります。
浪費枠を使わずに済んだのは、きっと心穏やかに過ごせた月なんだと思います。素晴らしい!
残りは将来のために貯金というのもOK。でも今日は違う案のご紹介です。

私はそんなとき、子どもに絵本をプレゼントすることにしています。(浪費枠→教育枠にスライド
本屋さんに行って「好きな本1つ選んで良いよ」と言うのです。
子どもは目をキラキラさせて真剣に選びますよ、それを横で見ているのもなかなか面白く、私の好きな時間です。

そんな絵本を眠る前に一緒に読んだりしながら、幸せ時間を分かち合ってます。

まとめ

  • 予算管理をすることで、冷静に自分の価値観に合わせた予算配分ができる
  • 但し、枠にこだわり過ぎて変な使い方(無理に使い切る等)をしないことに注意
  • 枠が余った時のおすすめは、誰かにプレゼントすること

ポイントは、予算全体でみる大きな視野と、枠別にみる細かい視点を使い分けること。
細かさと、柔軟さを合わせ持つことができたら、きっと上手に家計とお付き合いできるようになりますよ◎

誰かへのプレゼント、良かったらやってみてね!

もんた
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ABOUT ME
もんた
もんた
システムエンジニア歴15年、2児の父。
仮想サーバ・ネットワーク・データベース・クラウド・コンテナ・生成AI等、
様々な分野の業務に携わりながら、異動のたびに何度も”初心者”になり、学習を繰り返す。

会話形式でサラッと読み進められるIT技術講座を展開中。
読みやすいのに気づいたら基礎から応用まで身に付いている!そんな記事が目標です。
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