おとなも将来の夢を考えて良いと思う
私はシステムエンジニアを本業としていますが、SEのキャリアは大きく次の2つあります。
・マネジメントコース(経営):(例)部長→事業部長→役員
・エキスパートコース(技術):(例)エキスパート→シニアエキスパート→フェロー
執筆時点で、私はまだコースが分かれる手前にいてどちらも選べる状況で、技術が良いなぁなんて思ってます。
そして先日、私の直属上司(エキスパート)が副部長になることが発表されて、
「あ、そんなルート(技術→経営への方針転換)もあるんだ」とちょっとホッとした自分がいました。
もちろん会社による違いはあると思いますが、
将来の方針転換をできる、しかも大きなロスは無いというのは社員にとって嬉しいと思います。
- 将来の夢、方向性で悩んでいる方
- やりたいことはあるけど、1歩が踏み出せない方
- おとなになっても「将来の夢」を考え続けている実例を知りたい方
こんな方の参考になる内容かと思います。
私の実例をベースに、どう考えているのかを発信していきます

私の将来像はまだぼんやりしている
私はITの技術進歩が面白すぎて、ずーっと技術方面で行くんだろうなぁなんて思ってました。
時々ある社内の面談でもそっち方面を志望していることを伝えており、
前述のエキスパートをモデルケースとして考えていました。
でもマネジメント系の勉強を進めたり、経営論なんかを知る過程で、
経営も面白そうだなぁなんて思ったりもするんです。
そんなときに、「あ、でも自分は技術コースだから…」なんてうっすら謎の縛りを感じていたんですが、
タイミング良く、しかもモデルにしていた本人によって、払拭されました。(感謝)
経営も技術も、システムエンジニアを続けていくなら、どちらの視点も大事だと考えています。
なのでどちらも勉強を続けていくことは、ルート関係なく共通する部分ですが、
成長する過程で、関心の輪が広がって、方向転換をしたくなるときもあると思うんです。
私がこの業界を選んだ理由で1番大きいのは「得意分野だから」というものです。
どんな分野のITでも、自然に興味が湧いて勉強しちゃうし、
実務面では、システムエラーなんかも調査して解決まで持っていくのが楽しかったりします。
なので、天職かも、なんて思うタイミングもあります。
一方で学生時代は、教育とか子どもに関わる仕事がしたいなんて考えていました。
それは別の形―自分の子どもを育てる、という形で部分的に叶ってはいるものの、
人に勉強の楽しさを伝えるという面では、もっと広く社会貢献できるのではないかと思っています。
間を取って、IT系研修ベンダーで講師をやるというのも、時々考えたりしますが、
研修講師は、教えなきゃいけない内容が決まっていて、それに沿った形の授業をしているように見えていて、
なーんか自分がやりたいこととは違いそうだなぁ…と研修を受けながら考えたりします。
得意分野のIT屋さんで生計は立てつつ、副業で学んだことの情報発信、というのが今の立ち位置です。
人生100年時代、まだまだ長いので引き続き試行錯誤していこうと思います。
お金の面の心配が一切無くなったら、自分は何をしたいんだろうと考えながらも、
実際そんな状況になれるのか?と懐疑的な自分がいるので、うまく想像できなかったりします。
なので、実際にお金の面で自由に近づきながら、考えれば良いじゃない。
ということで資産形成を頑張りつつ、色々手を出してみて、ピンとくるものを探してみようと思ってます。
- 将来の可能性を広げる選択肢はステキ
- その時が来たらやってみようではなく、走りながら考えるのが良さそう
- 何歳になっても始めるのに遅いってことは無いと思う
これ気づけば「今日が人生で一番若い日です!」と言い続けている某学長の影響受けてますね…
実際、家計だけでなく、視野も広がってきているので、良い変化であるように思います。
色々学ぶ中で最終的に、今は考えもしない面白い将来を歩んでいたら、楽しいですね!
おとなでも「将来の夢」を考えて良いと思うよ!

最後までお読み頂きありがとうございました!
